言語学習者が求めてること

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私は、英会話クラブに通っています。「英会話」というくらいだから、「会話」をすることが目的であります。口をならしていきましょう、みたいな。

最初わたしは、ネイテイブの英語を聞く機会がなかなかなくて、本などで英語勉強していました。そのとき、本で英文でみるとわかるけど実際聞くとわからない、知ってる文法なのに人を前にすると思い出せない、ということがよくありました。

そういうときに英会話クラブにいくと、生徒が(間違った文法で)しゃべってばっかりで、先生があんまりしゃべらないときがあり、とても不満に思っていました。あんたの発音と間違った文法なんて聞きたくないんだよ、先生の正しい発音と正しい文法が聞きたいんだよ、って思っていました。先生も聞いてないでしゃべってよって。

そのうち耳が慣れてきて、私が言いたいことも、私の知ってる少ない単語をたくみに使ってなんとか伝えられるようになりました。だから今度は、正しい文法や語彙を増やすために一から勉強しなおしました。
私は、それらを忘れないうちに使いたくて必死にしゃべりました。

そうすると今度は、よくしゃべる先生の時はとても退屈で、わたしたち生徒の話をじっくり聞いて、たまに訂正してくれる先生の方が好きになりました。

あるとき、クラスメイトの一人が「あの先生は自分ばっかりしゃべって、私たち、先生の話聞いてるだけだよね」って不満そうに言っていました。私もそのときは同意したのですが、これは昔私が望んでいたことだなと思いました。

大抵の人は、本に書いてあったことを思い出しながら話します。目の前で話している人の使ってた言葉とか言い回しとかを思い出しながら話す人は少ないと思います。
だから、「ネイティブは絶対にそんな発音してないだろう」という発音で話したりします。

先生がいっぱい話すときと、先生が聞きにまわるとき、どっちがいいかはそのときの生徒の状況によるのかもしれません。もし望んでいたものと違っても、それぞれに適した学習のスタイルで臨めば、無駄なレッスンにはならないと思います。

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